2020年となりました。
今年は、改正健康増進法が4月1日に施行されて受動喫煙防止対策が始まったり、改正食品衛生法が6月1日に施行されて飲食業営業許可手続きに変更が出るなど、食品業界にとって大きな変化がある年となります。
HACCPについては、1年間の猶予期間があるため、2021年6月1日から完全施行となります。
今年も、HACCPを中心に、食品に関係する業界が必要とする情報を発信していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
さて、近畿HACCP実践研究会の2020年に入って初めての開催となる講座のテーマは、最近注目度が非常に高くなっている「プラごみ」です。
伊那食品工業㈱は、 2019年に開催された「海ごみゼロアワード」において、審査員特別賞を受賞しました。
「海ごみゼロアワード」とは、海洋ごみ対策に関して、全国から優れたモデルとなる取り組みを募集・選定する、日本財団と環境省の共同事業です。
今回の受賞テーマは、「寒天をはじめとする食べられる原料から作られた可食性フィルム」です。
「海洋汚染の1つの要因であるプラスチックフィルムを可食性フィルムに置き換えることで、海洋に流出するプラスチックごみを削減する」という、伊那食品工業㈱が20年以上にわたり続けてきた技術開発を含めた取り組みが、革新的かつ効果が顕著であると認められ受賞したものです。
伊那食品工業㈱の代表取締役会長井上修様からは、「人も社会も幸せになる年輪経営」の紹介と、今回の受賞に至った経緯についてご紹介いただきます。
そして、同社の研究課開発部課長である落俊行様からは、可食性フィルムの開発と商品化について、お話ししていただきます。
皆様、奮ってご参加ください。
■申込方法■
ホームページの申込みフォームへご入力ください。
https://www.workshop-haccp.org/